イスやソファ等に座ってる状態から立ち上がる時に腰が伸びにくかったり、『ビキッ』と痛みが走ったことはありませんか?
僕もこの立ち上がりの腰痛には、かなり悩まされていました。
長時間座ってる時とか特に立ち上がりが怖いですよね。
その事を忘れて油断してると『ズキっ』と痛みがきますからね。
良い立ち上がり方のコツを先生に教えてもらってからは、痛みが出る頻度も減ってきたので、記事にまとめていきたいと思います。
立ち上がり腰が伸びない・痛くなる原因
どうして立ち上がりに腰が痛くなるのか?
その原因は、痛みを感じる人の多くが体をいったん前に倒して、顔を下に向けたまま、脚が伸びるよりも先に上半身を起こそうとします。
そうすることによって、体の土台である骨盤が前に倒れ込んだままの状態で、ひざや股関節も伸びていませんから骨盤が安定していません。
にもかかわらず、重い上半身を腰を起点に起こそうとするので、骨盤やその上にのる腰椎部への負担が大きくなり、痛みへとなってしまいます。
下を向いていると、背骨全体も引っ張られて伸ばされるので腰が体を起こすために自然な動きをとりにくくなります。
毎日、腰に負担のかかる立ち上がり方を繰り返していると、腰痛はどんどん悪化してしまいます。
立ち上がりの痛みを減らす改善方法
立ち上がりの痛みを軽減をさせたいのでしたら、良い立ち上がり方を身につけましょう。
良い立ち上がり方のポイント
腰に負担をかけずにスムーズに立ち上がれるポイントは?
①前方に進んでいくようなつもりで、目線を少し上の方を見る。
②目線を上げれば頭も上がるので、それに合わせて両脚をゆっくり伸ばしていく。
(両脚は肩幅程度に開くと、骨盤が安定します。)
注意:真上に立ち上がろうとすると、脚や腰に力が入り過ぎて伸びにくくなります。
スキージャンプのように前方に進んでいくイメージです。
③両脚が伸び、骨盤がある程度起き上がった後、最後に上半身を上げてましょう。
引用:腰痛が治るのはどっち?
このように立ち上がれば、脊柱の適度な前後湾曲が保たれた状態で、安定した骨盤の上に腰椎を無理なくのせることができます。
悪い立ち上がり方の例
引用:腰痛が治るのはどっち?
上の図は、立ち上がり方の悪い例です。
このような悪い立ち上がり方をしないように心掛けましょう。
・視線を下に向けない。
・骨盤を前に倒れこんだままにしない。
・上半身を無理に起こそうとしない。
この3つの注意点を意識して、生活の中で腰への負担を減らしましょう。
まとめ
普通に生活してると、1日にイスから立ち上がる場面は数多くあります。
悪い立ち上がり方をしてるとその積み重ねで腰痛は悪化してしまいます。
意識1つで今後の腰の状態が変わってきます。
腰を壊すと人生設計が大きく崩れます。
そうならない為にも毎日、良い立ち上がり方をして腰に負担をかけない生活を目指しましょう。
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